オーストラリアの銀行口座の種類と開設に必要な書類

なぜオーストラリアの銀行口座が必要なのか?

オーストラリアで働く際にはオーストラリアの銀行口座が必要になります。また、銀行のキャッシュカードがデビットカード機能を持っているため、スーパー等での買い物でカード決済を行うことは日本の比でないくらいに日常的です。

オーストラリアの銀行口座にはどんな種類がある?

Daily transaction account

ショッピングやビル(請求書)の支払い、預金引き出しや給料の振込みなど、日常使うお金はこの口座に入れておきます。利息はつきません。Commonwealth Bankでの呼び方はSmart Accessです。

Savings account

貯蓄のための口座です。Commonwealth Bankの場合ではNetBank Saverと呼び、利息がつきます。
2つの口座は同時に開設することができ、それぞれに異なる口座番号が与えられます。また、2つの口座間でのお金の移動は銀行のスマホアプリを使うことで簡単に行えます。

銀行員からのアドバイスによると、Daily transaction accountには100~200ドル程度入れておき、必要に応じてスマホアプリでお金を移動させるのが良いようです。そうすることによって、財布を落としたりカードを盗まれたときに被害が少なくて済みます。デビットカード(銀行キャッシュカード)は機械にかざすだけで支払いができるため非常に便利ですが、誰でもサインレスに利用できてしまうという危険性もあるということです。

Joint account

夫婦・カップルなどで連名のアカウントを作成することができます。ジョイントアカウントを作成して実際に使用した形跡を残すことは、パートナービザを申請する際に二人の関係を証明する証拠として有効です。

オーストラリアで銀行口座を開設する際に必要な書類は?

オーストラリアで銀行口座を開くには、オーストラリア国内の住所と、100ポイント分の身分証明書類が必要です。

100ポイント分の身分証明書類とは?

100ポイント
・パスポート(オーストラリア入国6週間以内のとき)
・70ポイント(以下の書類の中から一つのみ)
・パスポート(オーストラリア入国から6週間以上経過しているとき)
・Birth certificate(戸籍謄本。要英訳)
・Citizenship certificate(市民権)

40ポイント(写真付き、もしくは発行元からの署名入り)
・語学学校の学生証
・健康保険書類
・入学許可書(CoE, Confirmation of enrollment)
・オーストラリアで発行された免許証(自動車、ボート、火器などのうち一つ)
・Pension or Healthcare card(年金等の受給者)
・オーストラリア政府発行の年齢証明カード

25ポイント
・他銀行で発行されたMastercard またはVisa card
・公共料金(水道・ガス・電気代など)の請求書(あなた宛の請求に限る。フルネームと現住所が記入されていること)
・Medicare card(国民健康保険)
・オーストラリア国外の運転免許証(要英訳)

このポイント表を見ると分かるように、語学学校などに通っている場合はパスポートと学生証があればいつでも開設できます。逆に学生でない場合、オーストラリア入国から6週間経過してしまうと銀行口座を新規に開設することが難しくなるので、早めに口座開設するようにしましょう。

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