ビクトリア州の運転免許証を取得する方法

ビクトリア州の運転免許証は必要?

日本の運転免許証を持っている場合、英語翻訳を取得すればビクトリア州で自動車を運転できます。
つまり、ワーキングホリデーや留学などでメルボルンに短期滞在するということなら、ビクトリア州の免許証は取得しなくても良いということになります。

ビクトリア州の運転免許証を持つメリットは?

もしあなたが有効期限が十分残っている日本の運転免許証を持っているのであれば、ビクトリア州の運転免許証を持つメリットは特にありません。

あなたの日本の運転免許証は有効期限ギリギリではありませんか?

日本の運転免許証がオーストラリア滞在期間中に失効してしまう場合には、今すぐビクトリア州の免許を取得する準備をしましょう。

日本の免許証が失効する前にビクトリア州の免許証を取得しておかないと、自動車の運転ができなくなってしまう上、ビクトリア州で新たに免許を取得するにはペーパーテストなどを受ける必要があったりして面倒です。

運転免許証は最強のID


オーストラリアでは、IDを提示する機会がよくあります。特に、お酒やギャンブルに関わる多くの場所では、有効なIDを見せないと入場できません。

学生証や日本の免許証はIDとして認められないため、夜遊びに行くときはパスポートを持ち歩くことになるのですが、小さなバッグにパスポートを入れると意外と場所を取ってジャマだったりします。

パスポートは紙でできている上に、ICチップも入っているので湿気厳禁です。ビクトリア州の運転免許証を持っていれば、財布に収まるし、プラスチックカードなので雨に降られても安心。

特にメルボルンは急な雨が多いため、軽装にならざるを得ない夜遊びのときには運転免許証は最強のIDです。

免許証取得までの流れ

VicRoadsに電話して免許発行手続きの予約をする

今どき電話予約?という感じですが、そうなのです。オペレーターに繋がるまで16分待ちでした。オンラインでも予約可能となっているのですが、システムにバグがあるのか、予約の完了までたどり着けませんでした。(そのうち正しく動作するようになるかと思いますので、オンラインで予約したい場合にはとりあえず試してみてください。)

この予約電話で日時とオフィスを指定します。VicRoadsの窓口はメルボルンにいくつかありますが、早く手続きを済ませたいとか、土曜日に開いているオフィスとなると対応できる場所が限られてくるため、シティから遠く離れたところまで出向く必要があるかも知れません。

この予約電話の最中に、Booking Feeとして$18.20支払います。

VicRoads
Phone: 13 11 71
8am-5pm Monday-Friday

VicRoadsに行って手続きを済ませる


予約した日時にVicRoadsオフィスに行きます。

予約電話した週の土曜日に開いているということでBundooraオフィスを予約しましたが、シティからかなり遠いです。メルボルンCBDからトラムで1時間くらい。

ここで書類の提出、手数料の支払い、写真の撮影を済ませます。
全ての手続きは10分ほどで終わりました。免許証はその場では受け取れず、自宅に5〜10日ほどで郵送されます。

ビクトリア州運転免許証を取得するために必要なもの

日本の運転免許証

有効期限内のもの。失効まであと2ヶ月しかない!とかでも問題なし。

日本の運転免許証の英語翻訳

在メルボルン総領事館で有料($26)にて発行してもらえます。書類の受け取りは申請から3営業日となります。開館時間にも注意が必要。

在メルボルン総領事館
開館時間:平日9am–12:30pm, 2–4pm
Level 25, 570 Bourke Street, Melbourne VIC 3000 Australia
Level 25, 570 Bourke Street, Melbourne VIC 3000 Australia

ちなみに、VicRoadsのスタッフが「NAATIが翻訳したものでないと受け付けられない」と言ってくる可能性がありますが、在メルボルン総領事館が発行した書類で問題ありません。(NAATIとは翻訳・通訳のオーストラリア国家資格です。)

パスポート (Category A documents)

Category A documentsのリストの中から一つ
カテゴリーAのドキュメントはあなたの氏名と誕生日が記載されているものになります。パスポート以外にも選択肢はありますが、オーストラリア人でない場合、パスポートくらいしか選べません。有効期限切れのものでも失効してから2年以内であれば大丈夫です。

現住所が記載された書類 (Category B documents)

Category B documentsリストの中から一つ。
カテゴリーBの書類として学生証や、日本もしくはオーストラリアで発行されたクレジットカード・バンクカードも選択可能となっていますが、現住所が記載されていないと追加で書類が必要になるので、以下から一つ選んで提出するのが良いでしょう。

  • 1年以内に発行された電話・ガス・電気の請求書
  • 1年以内に発行された銀行の残高証明(バンクステートメント)
  • 1年以内に発行された銀行からの手紙

名前の変更証明

オーストラリアで結婚もしくは離婚をして上記の書類と名前が違う場合には、それを証明できる書類を提出する必要があります。

手数料

免許証の有効期間は3年・10年から選べます。
3年:$79.50
10年:$272.30

まとめ

ビクトリア州の運転免許証(3年間有効)を取得するのにかかった費用は$123.70でした。
日本の免許証と翻訳書類($26)があればビクトリア州で運転できるので、通常はそれでOKです。
日本の免許が失効しそう!だけどメルボルンで車に乗る必要がある(かも)!という場合にはこの記事を参考にしていただければ幸いです。
VicRoads – Overseas drivers

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