メルボルンの交通機関の不正乗車と罰金が初めての人に教えてあげたいちょっとしたこと

Photo By: Tsahi Levent-Levi

罰金とられそうになったことが2回あるけど何とか逃れました

前回不正乗車して罰金取られた人の話をしたので、今回はみす夫自身の罰金に関する体験談を。
mykiにはレギュラーカードの他、学生運賃が適用されるカード(コンセッションカード)が存在します。

このカードを利用できるのはビクトリア州の正規学生のみで、語学学校の生徒や日本の学生は使えません。しかしワーホリビザでメルボルンを訪れた2012年、小さな個人商店でmykiを買い求める際に国際学生証を見せたところ、本当は買えないはずのコンセッションカードを購入できてしまいました。そのため何の疑いもなく使用していたのですが…。

1回目の危機は夜のトラムの中で。

帰国間際になって急に不正乗車の取り締まりが厳しくなり、夜一人でトラムに乗っていたところ、女性インスペクターに捕まりそうになりました。

コンセッションカードを利用する時には学生証を携行する必要があります。このときも提示を求められたため国際学生証を提示したのですが「これではダメ。他に何か持ってないの?」と言われてしまい、どうしていいのか分からない状態に。しかし国際学生証では駄目だということを本当に知らなかったのでインスペクターも気の毒に思ったのか、見逃してくれることに。

2回目の危機は郊外からシティに向かう昼間の電車の中で。

帰国まであと1週間というところまで来て、レギュラーカード($6)を買い直すのはもったいないと思いそのままコンセッションカードを使っていたところ、またしても私の乗っている車両でインスペクションが始まってしまいました。インスペクターに「学生証は?」と聞かれても「ないです…」としか言えない最悪の状況。こうなった以上は仕方ない…と諦めかけたとき、私の友人が罰金を逃れたときの話を思い出しました。それは、

「英語が全く分からないフリをする!」
というもの。この作戦が功を奏し、またしても罰金を逃れることができました。

インスペクションされやすい状況

通勤・通学および帰宅の時間帯などで車内が混み合っている時には、まずインスペクションは行われないでしょう。乗客がほどほどに乗っているようなときが一番危険です。

また、電車の場合、シティから15分くらい離れてくると改札口がない駅も多く無賃乗車が横行しやすいため、当然インスペクターも目を光らせてきます。

ちなみにトラムの場合、現在はCBD内であればmykiカードを所持していなくても乗車できるようになりました。しかしそのフリートラムゾーンを越えて乗車する場合にはmykiをタッチしておかなくてはいけません。トラムで遠くまで行くときには今まで以上に注意が必要でしょうね。車内のmyki読み取り機の近くに座るとか(笑)

一応断っておくか…

この記事は不正乗車を助長する意図はありません。(リスクを背負って無賃乗車することは自由だと思いますけどね。みす夫はその後レギュラーカードを購入しました。

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